2014年08月03日

血圧低下

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透析をしていると、体調管理が難しくなることがある。
水分と塩分、老廃物は有名だが、
リンやカリウム、体重と血圧もある。
リンが上昇すれば、体中にいろいろな悪さをするし、
カリウムが上昇すれば、最悪は心臓が止まる。
リンもカリウムも多くの食品に含まれている。
それでも生きていく上では、食べていかなければならない。
体重と血圧も密接に関係していて、
ドライウェイトという便宜上の体重設定を行っている。
そのドライウェイトが目標になり、
2〜3日の間に、体重増加を3kg程度に抑えるのが目標となる。
透析が辛いと言われるのは、3〜4時間の間に、
その増えた体重を無理矢理落とすから…負担がかかる。
マラソンをしたくらいの疲れがあると感じるのである。
もっとも個人差があるので、辛い人もそうでない人もいる。

5月頃から、食が細くなり、
見かけでなく、実質の体重が減っていたようで、
血圧が高くなっていた。降圧剤を増やしてもなかなか下がらない。
やっとドクターがドライウェイトを下げてくれることになり、
2ヶ月で8kgくらいの減量をした。
血圧は下がったのだが、この数週間、不安定な状況が続いていた。
暑さのせいで、少しばて気味だったり、
風邪を引いて体調が悪かったり、寝不足が続いたりしたこともあり、
先週の金曜日、透析中に100台にまで下がった。
ベッドから起きようと思っても、座ることすら辛い。
再び横になる。看護師さんが血圧計を巻いた。
ピピッという警報が鳴る。低くて測れないのである。
何度か測り直して、やっと80という数字が出た。
体は重だるいし、とにかくフラフラする。
結局、暫くベッドの上で過ごし、車いすで控室に…。
そのまま横になったまま、4時間仮眠して、やっと動けるようになる。
事務所に行かなければいけない用事があり、
車で向かったが、駐車場からの坂道で、
貧血状態になり、動けなくなってしまった。
結局、相方に迎えに来てもらって、自宅に帰ることにした。

血圧が下がると、本当に怖い。
前にも一度あって、その時は全身が脂汗になり、
気が遠くなって、このまま意識を失うのかと…。
あるいはそのまま死ぬのではないかと感じるくらいだった。
今回も相当ひどかったけれど、脂汗が出ても、
意識はしっかりしていたし、安心感が少しあった。
この夏の間に、少しずつ体力を回復させなきゃ。
posted by いく at 18:00| Comment(0) | ぷらっといく。…日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「療養所(サナトリウム)」

1929912847_14s.jpg歌の力はすごい。
特にさだまさしさんの詩は、心にずしりと来ることがある。

日曜日、ボランティアの会議があった。
3団体が合同でするもので、3年目を迎える。
長年、それぞれに分担してきたが、交流を持つことにしたのである。

別団体のIさんは、僕と同い年。1ヶ月先輩である。
といっても僕が電話相談を始めた頃は、
既にベテランだったので、ずーっと先輩である。

昨年の二次会でカラオケに行った。そして今年も…。
失恋した若いスタッフを励ますというのが口実。
Iさんのお母様が今月亡くなられたと聞いた。
いつもパワフルなIさんが、1曲母に捧げた。
さだまさしの「療養所」大ファンと言うだけあって渋い選曲。
淡々と語られる詞の中に、
お会いしたこともないが、Iさんのお母様の面影を感じた。
そして52歳で他界した僕の母の面影が重なる。
涙があふれて、あふれて仕方ない。
Iさんも泣いていた。ふたりは握手してハグをした。

ふと「椎の実のママへ」が大好きだと僕が言うと、
僕の両手を取って、固い握手を求められた。
今までそんなに親しい感じではなかったのに、
急に同級生みたいになる。
同じ時代を生き抜いた仲間なのだ。
昔はテレビの視聴率も高く、
たぶん同じ番組を見て育ったのではないかと思う。
からだにしみついているフィーリングが似ている気がする。

さだファンの中でも一番人気の「主人公」をIさんが入れた。
彼の合図で、一緒に歌う。
じゃましないように合わせる。
それぞれ違う病気を抱えながら、前を向いている。
表には出さないしんどい感情もある。
それぞれに頑張っている。
そしてそれぞれ人生を「主人公」として生きている。
これからもずっと。
来年、一緒にまた肩を組みたい。
posted by いく at 12:35| Comment(0) | ぷらっといく。…日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする