2011年07月23日

僕のはじめて物語0「ブログ」

僕のHIV感染がわかったのは、1997年4月の結核でした。
つまりHIV感染してエイズ患者(発症した)ということです。
丁度1996年頃にカクテル療法が確立されて、治療に光が差し込んでる時代でした。
その時、僕は個人的にいろいろな経験をしたのだけれど、
周りの人たち、特に家族やパートナーに恵まれていて、今の僕があります。

そして2007年からmixiを始めました。
生きている証しとして何かを残したいという一心でした。
生きている意味は何だろうと考えた時、
ゲイであることやHIV陽性になったことを外して考えるのは難しかった。
避けて通れば、僕自身を否定することに繋がってしまうから…。
自分の個人情報は気にしながらも、積極的に発信してきたつもりです。
ある友人とのやり取りで、そこまでしているのなら「ブログにしたら?」
と言われたことがあります。
でもそこまでは…と思ってました。
mixiにいろいろな変化があって、今回ブログを立ち上げようと考えたのです。

以前mixiのコミュニティで、
HIV感染をした時に、家族がそのことを受け入れてくれなくて、
生きる気持ちを失ってしまった人に出会いました。
その人に僕は何もできずに、結果として追い詰めてしまったことがあります。
HIVは早期発見ができれば、治療ができる病気になりました。
そういう中で、失望や絶望をして、生きる気持ちが弱くなったり、
心のどこかに大きな穴が開いてしまっている人たちが今でもいます。
でもそんなことがあってはいけないと僕は考えています。
NHK教育のETV特集「HIVと生きる」の取材を受けたことも影響しています。
顔出しで、全国放送、出る以上は映像処理をしたくないと思ってました。
僕を知っている人たちに噂話で終わって欲しくなかった。
少しでも多くの人たちの健康を守りたいのです。

もし僕のブログを読んで、何かを感じてもらえるなら、
傍にいるかもしれないHIV陽性者のことや、
セクシュアルマイノリティのことを考えてみて欲しい。
もうすでに一緒に生きているのだから…。

タイトル「ぷらっと行く。」は、mixiネーム「+@19」に由来しています。
元々、+の前には大切な相方がいて、その後に僕がいるという意味です。
HIV陽性者ということで「+」、「19」は自分の名前から。
「Positive Thinking」で生きていこうなどの意味が込められています。
友達のとん助さんから「ぷらっといくって考えましたね」と言われた時、
「それを頂きます」って答えて、今回ブログに使わせて頂きました。
ご覧のようなカテゴリーで書いていくつもりです。
できれば楽しんで、末長くお付き合い頂けると嬉しいです。
posted by いく at 01:24| Comment(0) | 僕のはじめて物語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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