2011年08月01日

僕のはじめて物語1「ビルマの竪琴(1956年)」

ビルマの竪琴.jpg

「ビルマの竪琴」は僕がはじめて見た邦画です。
小学生の頃、近くの公民館か児童館で見ました。
ラストシーンで、ただただ涙が止まらなかったことを覚えてます。
「男子たるもの人前で泣くものではない」という教育が主流でした。
泣き虫だった僕も、母から簡単に泣くんじゃないと言われていた記憶があります。
流れおちそうな涙を何とかこらえようとしていましたが、
映画館と違い、余韻の時間もなく灯りが付いて、
「あ〜佐藤、泣いてやんの!」と友だちに笑われしまいました。
そのことは長い間、心の奥に深い傷となって残ったのです。

今回DVDで、見直してわかったことは、
僕がラストシーンとして記憶していた水島上等兵(安井昌二)と
井上隊(隊長は三國連太郎)の別れのシーンはラストではなかったこと。
たぶんそこから涙を堪えるのに一生懸命で、画面を見てなかったと想像できます。
安井さん格好良すぎます。見とれてしまった。
三國さんも若い頃はハンサムで、息子の佐藤浩市とだぶるのです。

作風は古さを感じますが、とても良い映画だと思います。
ただ俳優の台詞が早口で、何を言っているのか掴めない場面も多々ありました。
今回は自宅でしたので、思う存分涙を流しながら、
最後までしっかり見ました。

人生はつくづくわからないものだと思います。
自分の人生にも「たられば」はないのですが、
やはり分岐点はあります。
自分が思っていた道と、最終的に進んだ道が違ったとしても、
それは自分にとって、選んだ道と信じて生きていくことが
大切なのだと…。改めて考えさせられました。

僕が糖尿病を患ったことも、
早く両親と死に別れたことも、
自己破産をしたことも、
HIVに感染したことも、
人工透析を受けていることも、
そして今の相方と知り合えたことも、
妹たちや素敵な友人たちに囲まれていることも、
全てが僕にとって必要なことだったのだと、そう思います。
そして明日からも、また一歩前に進んで行こうと考えています。

posted by いく at 08:05| Comment(0) | 僕のはじめて物語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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