2011年09月04日

味の思い出@「メロン」

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子供の頃、うちはとても貧乏だったので、贅沢はできなかった。
妹が生まれる前までは、一人っ子の時代。
両親から大切に育てられたし、当時僕は何の苦労も感じなかった。

おやつと言えば、母が作ってくれたものや、
夕飯前に「少しだけ」って夕飯のおかずをくれる母。
ただただ嬉しい瞬間だった。
だからデザートなんてものはまずなかった。

最初にメロンを食べた記憶は、
もう少し家計に余裕が出てきた頃、
とても贅沢をしている感じで出てきたのが、プリンスメロンだった。
たぶんその頃、庶民の間で流行っていたのだと思う。
もしかしたら僕が母におねだりをしたのかもしれない。
ネーミングは「皇太子(現在の天皇)のご成婚から」とのこと。
僕が生まれた年のご成婚なので、納得である。

プリンスメロンは、マスクメロンと違い、風貌がつるんとしていた。
それでも僕は十分満足していた気がする。
マスクメロンを始めて口にしたのは、たぶん誰かの結婚式。
その時に初めて、本物のメロンは旨いなぁと感じる。

ここ数年は、腎臓を壊していたため、カリウム値が高くなる。
カリウム値が高い果物系、特にメロンとバナナは避けるようになった。
大好きなものを食べられないのは、寂しい。
でもカリウム値が上がれば命がないと思うと、仕方なかったのである。

先日友人からメロンを安くわけて頂けるとのことで、
久しぶりに1回に4分の1個を食べる幸せを味わった。
赤肉メロンを食べられる幸せ。旨い。

山形出身の相方が、「メロンは食べない」と言っていたが、
(子供の頃から美味しいものを食べているので東京では食べない)
メロンの4分の1をちゃんとカットして、
食べやすくして出したら、「美味しい!」を連発して、
あっという間に食べ終わっていた。
やっぱりいつものように「面倒臭い」だけだった。
でも美味しいと言って食べてくれると、嬉しい限り。
メロン万歳!
posted by いく at 08:12| Comment(0) | ぷらっと想う。…思い出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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