2011年11月03日

恋の迷い道(1)〜中学時代(黎明期)〜

プール.jpg

男に興味があると初めて意識したのは、中学に遡る。
2年の頃、男子トイレに入ったら、中央に人だかりが…。
人を囲んで、何だかみんなが騒いでいる。
早い人は陰毛が生えてくる時期で、隣のクラスのM君がそれを周囲に見せつけていた。
僕は妙な興奮を覚えながらも、
いけないことと判断して、担任に言いつけにいった。
今考えると、凄く嫌な奴。
その時のドキドキが何故か忘れられなかった。
M君のそこをもう一度見たいとか、
その時のシチュエーションを思い出しながら、興奮していた。
あの出来事で、スイッチが入った気がする。
自分がゲイであるかもしれないと思った瞬間だ。
といっても当時ははっきりと認識があったわけではないけれど…。

まだちゃんとした恋愛すらしていない僕だったが、
それからは男の裸が気になるようになる。
夏になるとプールがある。
流石に授業中には、そんなことを考えてもいなかったが、
放課後、水泳部が練習していると、それとなく覗いていた。
そこで見つけたのが、P君。今で言うがちむちタイプ。
水泳選手としては、がっちりしすぎていたのだけれど、
とても好きな体型だった。
たぶん初恋。勿論片想い。遠くで見ているだけ。
それでも十分だった。

何年か前に同窓会があって、そのP君も来ていた。
クラスごとに名前が紹介されるまで、P君の存在には気付かなかった。
だってでっぷりと太ってしまって…。
あの時の爽やかさが…。
僕の中にあった幻想が、もろくも崩れていく。
初恋なんて、そんなものかもしれない。

淡い思い出の中にある当時の映像を、
僕は今でもはっきりと覚えている。
引き締まった筋肉。肩幅が大きく、がっちりとした体格。弾ける笑顔。
それらをそっと僕の胸の内にしまっている。
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