2012年09月07日

陽性と告知された方へ

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HIV陽性者がブログを書いているのだから、
やはり告知されて間もない方への呼びかけがないのは、
不親切だと思い、カテゴリーを作成しました。

HIV陽性者の僕からの最初の言葉は、
「きちんと治療を受ければ、長生きができる時代になりました」です。
1980年代のエイズパニックの記憶が残っている方もいるかと思います。
あれから30年以上がたって、実は治療が進歩しても、
このことがあまり報道されないため、
注意深く情報を見ていないと、見逃してしまっているかもしれません。
早期発見をして、治療を受けることをすれば、長生きできます。
一方で、発見が遅れたり、他の性感染症や生活習慣病があると、
治療が難しくなるケースがあることも忘れないでください。
だから陽性と診断を受けたら、早めに専門機関への受診をお勧めします。

拠点病院という制度が確立していますが、実は拠点病院の程度も様々です。
NPO法人などに相談して、通院の前に情報を得ることも大切かもしれません。

僕が今、お手伝いしているNPO法人ぷれいす東京は、
0120−02−8341で、月〜土曜日の13〜19時まで、
社会福祉士などの専門家が相談を受けています。
無料で、携帯電話や公衆電話からもかけられますので、是非かけてみてください。
http://www.ptokyo.com/
このホームページの中央に、
「HIV陽性とわかったばかりの人へ」というアイコンがあります。
ここに初期に知っておいて欲しい情報がありますので、是非ご覧ください。

新陽性者PGMというプログラムは、
感染がわかってから6ヶ月以内の方々のグループワークです。
同じ時期に感染がわかった同じ立場の方々との時間は、
貴重な時間になることは間違いないと思います。
またほぼ2か月間に渡って、連続して話ができるのも心の安定感が生まれやすいと思います。

HIV陽性者の社会での受け入れは、まだまだの状況です。
一般医療機関では、未だに診療拒否を受けることもありますし、
信頼している友人や会社の同僚が、病気を差別することもあります。
時には、家族にだって、冷たくされるかもしれません。
でもひとつだけ信じて欲しいことがあります。
過去の人間関係がすべて壊れてしまっても、
これから新しい人間関係を創っていくことできます。
僕がそのひとりになることも可能ですので、
遠慮なくメッセージなどを頂ければ嬉しいです。
まだこれから長い人生が待っています。ぼちぼち生きましょう。
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