2013年07月02日

NLGR+2013結婚式 C ご来場のみなさまへ 

続いて、祝電が披露された。
オランダのNさん、
4人連名のNHKのIさん、Tさん、TFMのSさん、Hさん。
それぞれに心温まる内容。心が熱くなったところで、僕の出番である。

司会の野田さんが「それではおふたりから会場のみなさまに挨拶があります」
その瞬間、原稿が手元にないことに気が付く。
あたふたとする僕。
野田さんが小声で「原稿なしでいけないの?」と尋ねる。
空で話せるように記憶したわけもなく、「無理」と答えた。
スタッフがいろいろと探してくれ、数分後に原稿が手元に届く。

この文章を書きあげて、練習で読み上げたときは、
必ず感極まって、涙が止まらなかったので、
最後まで行きつけない時には、よしに交代してもらうことにしていた。
この慌てふためいた瞬間が、僕の感情のピークを下げてくれた。
そして最後まで読み切った。

以下、その全文。IMG_3352.JPGIMG_3355.JPG

「ご来場のみなさまへ」
本日は、パートナーのよしと、私、佐藤郁夫の結婚式にお立ちあい頂きありがとうございました。
みなさんの前で、結婚ができたことに心から感謝しています。

HIV陽性の方々、
セクシュアルマイノリティの方々、
また周りで見守ってくれている方々、
結婚式のためにお越し頂いた方々、
NLGR+のこの場に偶然居合わせた方々、
本当にありがとうございました。
また遠くから応援していてくれる友人たちにも感謝しています。

今日僕らは、永遠の愛を誓いました。
もしも今日、心が少しでも温かくなったり、
なんとなく小さな光でも感じて頂いたとしたら、
僕らは嬉しい限りです。

思えば、最初よしと会った時に、
こんなに長く続くと思っていませんでした。
人生って、何があるかはわからないです。
すぐそこに幸せがあるかもしれません。
でもそれはふたりが、幸せをずっと願っていたり、諦めずに探してきたことで、
実を結んだのだとと思います。

HIV陽性であることや、
何かの障害があることや
セクシュアルマイノリティであることは、
マイナスではなく、プラスにできるのものだと僕らは信じています。
もしかすると今日、HIV陽性がわかった方がいるかもしれない。
でも信じていれば、きっと幸せになれます。
そうできる力が、誰にでもあるのだと思います。
そしていつか、このイベントで陽性とわかった方の
幸せの瞬間を、僕らも祝福したいと思っています。

会場のみなさん、よろしければ胸に手を当ててみてください。
そこには今、幸せの種があります。

その幸せの種を、
いつかきっと大きな花にしてください。

最後になりましたが、
NLGR+のスタッフ及び、企画/運営をして頂いたみなさま、
素敵な時間を作って頂き、有難うございました。

ヴァレンティ・ウェディングのみなさま、
衣装を提供して頂いた「マルイチ」のみなさま、
お花を飾って頂いたたかしさん、
司会をして頂いた野田さん、
記録を撮って頂いた「天野写真室・Zen’s」のみなさま
僕らの結婚式を盛り上げて頂きまして、ありがとうございました。

また僕らを強く育ててくれた
ぷれいす東京のみなさま
日本HIV陽性者ネットワークのみなさま
ありがとうございました。

そして、ふたりのことを認めてくれた、
妹たち、ありがとう。これからもよろしく。

みなさま、
今日は有難うございました。

よし/佐藤郁夫

posted by いく at 02:33| Comment(0) | ぷらっと行く。…旅日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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