2019年08月12日

「裁判の行方は?」190809

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画像:やっぱり暑い夏は冷やし系だね。


8/9に非公開の進行協議期日が行われた。第二回期日での国側(被告)からの回答が「(同性婚を)想定していない」という言葉のみで、原告側の弁護団とののやりとりが平行線に終わったため、裁判長からの提案で、今後のことを協議する意味で開かれた。

大法廷とは違い、小さめの法廷で、協議が進められた。しかも裁判長は高い席ではなく、原告代理人と国側代理人と一緒のテーブルについていた。裁判に慣れていない僕からしたら、3者の関係性がとても近く、膝を突き合わせて話し合っているかのように見えた。が実際には、国側だけ同じテーブルにはついていない態度だった。残念である。原告弁護団が、様々は方向から、切り崩そうとしても、それはもうすでに提出をしていて、それ以上にはないという態度。薄っぺらい主張だった。

同じ法律の勉強をした身として、考えて欲しい、一緒にこの案件を議論して行こうじゃないかという中川弁護士の魂の問いかけにも、反応はほとんど見られなかった。

ただ今回、大きかったことは、この裁判を進めて行くにあたって、裁判長から争点の整理をしたことだ。
1) 憲法制定当時の婚姻制度について(成り立ちや制定の視点)
2) 同性婚について、現状の社会では認識がどう変わってきたか。またそれをどう考えるか。

第二回期日での国側の回答が一貫して、争う必要がないなど、同性愛者を全く無視している状態だが、進行協議期日でのあり方も全く変わっていなかった。結果として、裁判長からは、国側がこの態度を続けるなら、原告側が色々な証拠を積み上げて、裁判を前に進めないといけない。しかしこれだけ具体的に実証を求めているのに、それをしないことは国側が不利になる(実際あに言葉にしたわけではないが、そう読み取れる言葉があった)と示した。性自認や性的指向の話にも及んだが、それは他の判例などで、変更ができないものだと示されているし、もうすでに社会的認識があることだとも、裁判長は示した。

前半、国側はかなりごり押し的な発言が多かったが、途中から国側の代理人の手が震え、言葉が少なくなっていった。さあ、次の期日が見ものだ。国側が現状を打破するために、証拠を提出できるのか。それとも今まで通りの主張を繰り返すのか。いずれにしても裁判が大きく動くはず。ぜひ傍聴にお越しください。面白くなってきた。

第3回期日 10/16(水)14:30 東京地方裁判所 
posted by いく at 02:36| Comment(0) | 同性婚訴訟 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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