2017年02月06日

今年の正月

昨年の12月26日から1月10日まで、蜂窩織炎(ほうかしきえん)で入院をしていた。
57年間生きてきて、初めて耳にした病名。でも結構よくある病気だそう。
自分がなってみて、周りに話したら、昨年2人の友人がかかっていた。
皮膚にいる黄色ブドウ球菌などが、毛穴や傷口から皮膚に入り込み、炎症を起こす。
常在菌の仕業なので、防ぎようがないのである。

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大晦日から元旦にかけては、主治医の許可をもらって、
予約をしてあった伊豆高原のシャトー・レ・フル―に出かけた。
イギリスの家庭料理を食べさせてくれるペンション。
正月なのに安かった。その料金は良いものをリーズナブルにというオーナー夫婦の心意気。
本当のおもてなしの心にふれることができた。

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食事での奥さんの説明は、まさにエンターテインメント。
ユーモラスで、温かくて、健康情報が満載だ。
70年間の間に培った全てを、惜しみなく披露してくれる。
食事は静かに食べたいという方には向かない。
最初僕も度肝を抜かれたが、その人柄にどんどん惹かれて行った。
イギリス仕込みのスキンシップも心を温めてくれる。
感謝の気持ちを表わそうと、食後奥さんに会いに行く。
よしが急に「僕らはカップルなんですよ」と言う。
間髪入れずに「何がいけないの?」「この日にふたりで来ているのだもの、わかるわよ」
強いハグをして、頬にキスをしてくれる。
着飾らない対応が素敵だった。ふたりとも一気に大ファン。

徒歩で行ける距離だったので、グランイルミにも行った。IMG_0065.JPG
光の絨毯は、見事。全国で5位に選ばれたのがわかる。
宇宙人、さる、パンダ、フラミンゴ…まるで、不思議な動物園だ。
ショータイムには「君の名は」で話題のRADWIMPS「前前前世」が流れた。
紅白歌合戦と、ゆく年くる年を見て、年が明けた。IMG_0073.JPG

6時起きして、初日の出を拝みに行く。IMG_0009.JPG
一昨年とほぼ同じ風景。ちょっぴり懐かしい。
元旦の天候は穏やかだったが、それでもホットココアが胃に沁みた。
今年1年、無事でありますように…入院中ですが…。

朝食には、お節料理が出た。思いがけないおもてなし。
奥さんのふるさと和歌山風のお雑煮をいただく。
さらにイギリスの朝食まで出る。
自家製のハーブにつけたオリーブオイルが最高だった。
もちろん、華やかな解説付き。腹いっぱいだが、もたれない。不思議。

大室山に登る。IMG_0016.JPG
目の前には相模湾、伊豆七島、そしてお正月に輝く富士山。
堪能させてもらう。良いスタートが切れた。

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posted by いく at 02:54| Comment(0) | ぷらっと行く。…旅日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月09日

ぷらっと行く。北陸紀行A〜東尋坊(2015年3月21日日曜日)

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金沢での泊まりはルートイン金沢駅前。
次の日の宿が、贅沢の極みだったので、節約のために選んだ。
ビジネスホテルでは珍しい、1泊2食付のプラン。
食・呑み処「花々亭」にて定食(ご飯・お味噌汁・主菜・小鉢)の提供と書いてあり、
まあお腹を満たせれば…と思っていた。
ところがなんと新鮮なお造りの桶が出て、ウァーと声が出ちゃった。
更にから揚げとサラダもあり、満腹、大満足。
部屋も静かで、ベッドの固さもちょうどよい。
14階に人工温泉だが大浴場もある。旅の疲れを癒すには最高だ。
これで1万円少しだから超お得。

翌日、芦原温泉に向かう。IMG_0006.JPG
駅前ロータリ-は、昭和の香りがした。少し寂れた感が素敵。
単純な懐かしさと、あの頃から頑張って生きてきたと自分を振り返る時間。
温泉街までの並木道が素晴らしい。北海道にでも来たような雄大さだ。

宿に荷物を置き、東尋坊に向かう。
商店街は大賑わい。新幹線効果か黒山の人だかりだ。
焼きトウモロコシで腹ごしらえ。
旅先で食べると、なんでこんなに旨いのだろう。
東尋坊タワーは眺めるだけにした。ここも昭和の香りがする。
昔は賑わったのだろう。今はところどころペンキがはがれている。
土産屋の店先にボンカレーの看板があり、記念撮影。
顔の部分がくりぬかれたやつ。
僕の子供心をくすぐってくれる。
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東尋坊では、断崖の下から運行している遊覧船に乗る。
この時期は海が時化ることが多いので、乗れたこと自体が幸運だと言われた。
自然の神秘が作り出した風景。陸から見るのもいいけれど、
海からのそれは、乗船した人しか見ることができない。
波がいたずらしてできた断崖は圧巻。
サスペンス劇場で死体が見つかり、犯人が捕らえられるシーン。
そんなことを想像するだけでワクワクする。
断崖って、最果て感があるが、その先に一歩進めば、
新しい命や未来が見えるのかもしれない。
命を絶つくらいの気持ちで、チャレンジせよ…と、
風の声が聴こえた。
大海原に向かって、自分の舟を漕ぎ出したい気分になる。
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ランチの時間になった。
観光地は止めにして、どこかで地元の香りのする
食堂で食べたいということになり、
次の目的地、三国を目指すことに。
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2015年04月06日

ぷらっと行く。「北陸紀行@〜運気」

2015年 3月20日土曜日

今回は、決意の旅だった。
出かける前に経済的な立て直しのため、車の売却を考え、
暫くは遠出や贅沢にけじめをつけようとふたり誓った。
キャンセルも考えたが。
チケットは手に入れていたので、行くことにする。
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丁度、北陸新幹線が開通した翌週で、
降り立った金沢は、テレビカメラが何台も回り、
街頭インタビューもあちらこちらで見かける。
ここは新宿か?…と思うほどの人でごった返していた。
金沢は、彫刻がいくつも展示されている街。IMG_0038.JPG
車では味わえない電車とバスと徒歩の旅だ。
裏路地をぶらぶら歩いてみたくなる。
古い時代の家屋も残っていて、タイムスリップする。
江戸や昭和も感じる。
「のど黒めし」という看板に惹かれ、ランチをする。IMG_0053.JPG
ひつまぶし風に、炙った薄切りののど黒がご飯の上に…。
わさびで食べるのが一番好みだが、全体的に脂っぽかった。
白濁の出汁がこってり系で不味い。のど黒の本当の美味しさが伝わらないし、高すぎる。
別途頼んだ300円の骨せんべいが一番おいしかった。
観光客を当て込んで、儲けようというお店だ。二度と行かない。

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金沢21世紀美術館は、展示入れ替え工事中のせいもあって、
僕には合わなかった。近代美術はダメだと悟った。
こんな感じで、当たりなしの旅が始まった。

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続いて兼六園。ここも人、ヒト、ひと。
庭園を見ているのだか、人だかりを見に来たのだか、わからない。
季節的にもやっと梅が咲き始め。華やかさがない。
残念な旅が続く。
旅は人生と同じ、自分たちが迷っているから、空気も淀んでいたのかもしれない。
こんな時は、一服するに限る。
「腹が減っては戦が出きぬ」とばかり、茶屋清水亭に入る。
兼六だんごとみたらしだんごを注文。
愛嬌のあるご主人が「出世だんごだよ」と教えてくれた。
もちもち感が素晴らしい。昔懐かしい。そして旨い。
2,800円のランチより400円のだんごで満たされた。
心を込めて作られたもの、そして懐に優しい価格設定のものは、
旅や人生を豊かにしてくれるのだと思う。
不思議だが、この後の旅は、ガラッと変わって、
美味しいもの、素敵な時間や風景との出会いとなる。
本当に不思議。
金沢に行ったら、またあのだんごを食べたい。
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タグ:金沢
posted by いく at 02:25| Comment(0) | ぷらっと行く。…旅日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする