2013年03月21日

鳴子〜仙台A「感覚ミュージアム」

IMG_3094.JPGIMG_3097.JPGIMG_3102.JPG

宿の朝飯をいただいて、後ろ髪を引かれながら、車を進めた。
鳴子の温泉街は少し寂れている。それでもあちらこちらにこけしが立っていた。
そして鳴子峡を目指したが、雪の影響でその先には進めなかった。
震災の影響もあり、遊歩道は歩けないのだという。
まだこの辺は、雪が何層にも織りなしていて、2メートル近い。
高台から覗くと、新雪が広がる原野に、川が流れていた。春の訪れだ。

IMG_3107.JPGIMG_3108.JPG庭に不思議で大きな耳がいくつも置いている「感覚ミュージアム」に行く。
ここで僕の子供心は全開。空の音、野山の音、遠くのざわめき、鳥たちの声…。

エントランスにある、台に寝ころび、不思議な自転車で絵をかく、上手く書けない。飽きる。
アフリカの民謡が引けそうな、打楽器が集まっているコーナー。
いろいろな音を出して、音楽にしようとしている僕がいた。
打楽器だけで、音楽を作ることって難しい。
原住民の歌声が合わさらないと、音楽にならないことに気が付いた。
本当はワオーとか歌いたかったな。

相方に諭されて、次のゾーンへと足を運ぶ。
視覚、聴覚、触覚、嗅覚を踊らされる展示が続く。味覚以外の感覚が目覚める。
暗い部屋で、何かわからないものを触る瞬間のドキドキ感。
バナナだったり、りんごだったり、自分でわかるものだと判断した瞬間の安心感。
光がないということは、とても慎重になること。微かに感じる感覚も研ぎ澄まそうとする。

夏の白い浜辺。そこに1日の影が寄せるセット。
見下ろす階段から見ていると、遠い夏の日の思い出が、ぽつりぽつりと出てきた。

水の影を天井に投影している部屋。
泳いでいたことや、おぼれかけたこと。
いつかは覚えてないけれど…。ずーっと見ていたい柔らかな空間。
ピチャンと言う音。家の中だったら、たぶん蛇口を閉めに行く。
でもその音をぼんやりとやり過ごすことの安らぎ。

お湯の張ってないお風呂。黒くて、すべる。ひょうたんの崩れた形。
足を踏み入れると、桶が反響した音がする。
そのお風呂で寝転ぶ。白い天井をぼんやり見ていると、
子供の頃、何も考えずに、青空を見上げていた気分に戻る。

匂いのするコーナーでは、ウッと鼻を塞いでしまう匂いもあるが、
うっとりとしてしまう香りもあった。僕は松の香りが好き。心が洗われていく感じがする。

スペースサウンドの部屋。完全な球体に、
衝撃を与えて、形を崩すことに喜びを覚えるとは思わなかった。
そういえば昔、恋愛が上手く行き始めると、自分から壊していたっけな。
感覚は不思議。自分でも忘れている。それを研ぎ澄ましたい願望IMG_3114.JPGIMG_3116.JPG
posted by いく at 02:24| Comment(2) | ぷらっと行く。…旅日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月19日

鳴子〜仙台@「鳴子温泉」

先週の金曜日、透析が終わった足で、赤羽に向かい、東北を目指す。
今回の目的は3つ。「鳴子温泉」「HIV陽性者と語ろう」「ファンモンライブ」だ。
そして本当のテーマは、僕らが仙台に通うきっかけになった友人に会うこと。
大宮から新幹線で仙台。乗り換えて古川に到着。

友人の笑顔に出会うと、こちらも自然と笑顔になる。
離れていた時間が急に狭まってくる。
お互いの近況をさっと話しながら、友人の車に乗り込む。
昨年の3月に買い替えた車は、まだ新車の香りがした。うちの車とは大違い。
明るいうちに温泉に着きたいと思った僕の願いは、
美しい田園風景と雪残る山々と会わせてくれた。
東京は春の気配が強くなってきているが、
鳴子の空気はまだピンと張りつめた感じがした。
さすがに道路の雪は消えていたが、あちらこちらに雪が残っていた。

IMG_3061.JPGIMG_3071.JPG

友人が招待してくれた宿は、
僕と出会った頃から、度々話には出てきていたのだが、
一度も教えてくれなかった大切な場所。
宿の中に入ると、外からの光の取り方が素敵で、
とてもきれいな空間。どちらかというと山小屋という雰囲気。
梁に使われている金山杉がむき出しになっているが、
それでいてなぜだか安らぎを与えてくれる。
間接照明が、木がもっているぬくもりを照らしているからだろう。
いっぺんに気に入ってしまった。
ソファに腰をゆだねて、里山の風景を楽しみたい空間。

ヒノキの香りのするお風呂に浸る。
若干ぬるめのお湯だけれど、ゆっくりと楽しめるのがいい。

IMG_3080.JPGIMG_3081.JPGIMG_3087.JPG

いろいろ積もる話をしながら、夕飯をいただく。
人柄のよい、ご主人のこころがお料理にも表れていた。
ブルーベリー酒、蕗の煮つけ、なめこおろし、空也蒸、
岩魚の田楽、鯉のあらい、鶏まんじゅう、飛龍頭、
おむすび、まんじゅう麩の汁物、香の物、りんごの赤ワイン煮。
僕が話せば、当然恋の話になるのだが、
出会った奇跡から、今までの、本当にいろいろな話をした。

部屋に戻ると睡魔がやってきて、
友人と相方がテレビを見ているのを放ったまま、夢の中。
ふたりが眠るころに、一度目が覚めて、
静かな夜を、天井を見ながら過ごす。
そしてまたすーっと眠りに就いた。

縁とは不思議である。5年前、代打で仙台に訪れなかったら、今夜はなかった。
posted by いく at 10:01| Comment(0) | ぷらっと行く。…旅日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月16日

熱海、そして体調。  

熱海の旅行は、ボランティア仲間の有志で出かけた。
仲間との1泊旅行は、随分と久しぶり。
8人と少な目だけれど、人数がいると楽しい。

IMG_2891.JPGランチは、海が望める「でん助茶屋」にした。
熱海では海鮮もので良いものがないとの話だったが、まあまあだった。
中でも一番は、あじくらべ(たたき&フライ)定食だった様子。(僕は、ミニあられ丼女性6名+僕ら2人で、わいわいと話しているうちに、
「折角きたのだから、パワースポットに行かない?」との話がまとまる。IMG_2892.JPG
2台のタクシーに分乗。一路、来宮神社に。

IMG_2895.JPGIMG_2898.JPG

パワースポットは、樹齢2千年、周囲23.9m、高さ約20mの「大楠」
平成4年、環境省の調査で、本州1位の巨樹とのこと。
本殿のお参りを済ませた後、早速向かう。

先ず最初に感じたのは、圧倒的な存在感。
見上げたさらに先に、伸びる枝々。
凛としていて、キーンと張りつめた空気。
樹齢が長いと、それだけで生命が宿っている感じ。
幹を1周すると寿命が1年延命するという伝説。
太陽の光が、楠の葉っぱにキラキラとしていた。
見上げているときに、ふと初詣だったことに気づく。
お正月は相方が風邪を引き、外に出なかったので、偶然にもそうなった。
そうなって見ると、出かける前に、体調を崩して、
バタバタと「こんまり」を始めた後に、
初詣ができるなんて、すごいこと。そして僕らしい。
良いことが起こる予感がますますする。

夕食は、思っていた以上に、旨かった。
実は遅い朝を食べたくらいから、消化不良を感じていた。
と同時に、またもやお腹がゴロゴロと言っている。
楽しい席だったので、少し我慢した。
カラオケで、みんなが楽しそうにしていたので、
久しぶりに西城秀樹「傷だらけのローラ」を歌う。
そこで時間となり、お開きに。
でもそれから、僕もお開きになってしまった。

快調、超特急!
やはり良いことがあるらしい。

そして朝一の新幹線で、地元に戻り、透析。
結局、大雪のため会議は中止。
ちゃんちゃん。
posted by いく at 03:51| Comment(0) | ぷらっと行く。…旅日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする