2012年08月03日

平泉〜仙台そして被災地A栗駒と平泉(8月2日)

友人が地元を案内してくれることになっていた。
空飛ぶ団子はまだ時間が早いとのことで、
栗駒まで連れて行ってくれることになった。

IMG_1899.JPGとても緑が綺麗な地域だが、4年前に岩手・宮城内陸地震の被災をした。
山肌は至る所で崩れ、当時は通行が不能になり、集落が寸断された。
今でも崩落した橋がモニュメントとして残されている。
それにしても綺麗なところだ。冬は深い雪に閉ざされてしまうのだが、IMG_1905.JPG
だからこそ短い期間の緑や空気が綺麗なのだと思う。
いつか栗駒の施設に宿泊して、星空探訪をしてみたい。

IMG_1923.JPG平泉は、高校の時以来だった。
その時も金色堂よりも、僕の心を惹きつけたのは毛越寺の庭園。
よく昔の伽藍を再建してしまうお寺さんがあるが、
僕はどちらかというと、失ったものを失ったままにしている場所が好きだ。
勿論信者や檀家としたら、元の姿に…と思うのは当然のことである。
毛越寺の庭園は、奥の山々が借景になっていて、
もし伽藍が存在すれば、その素晴らしさは想像を絶するものだと思う。
浄土庭園はいくら見ていても飽きない何かがある。
本当は池のほとりに座って、目を閉じて、庭園の空気の流れを感じていたい。
今回は、真夏なので、それは無謀だが、
春の穏やかな日や秋の紅葉の中で、そんな時間を過ごしてみたいと思う。
今回、僕が好きだったのは、庭園を守るために働いている人たち。IMG_1928.JPG
IMG_1926.JPGほっかむりをして草むしりをしている人、
麦わら帽子をかぶり、芝刈りをしている人、
そして庭園の中に無造作に置いてあるリヤカー。
何だか子供の頃の風景を思い出した。
あの頃ののどかさが、心を温めてくれるのである。

IMG_1930.JPGIMG_1932.JPGIMG_1942.JPG

IMG_1944.JPG中尊寺は、金色堂を拝観しないと意味がない。
黄金の国ジパング。古の日々をそっと想像してみる。
実は僕は煌びやかな装飾が少し苦手。
少し朽ち果てたところに親しみがわくのであるが、
やはり貴重な文化財である。
以前使われていた囲い堂の方が好き。IMG_1946.JPG
中に入るとヒノキの香りが満ちている。
随分と時間がたっているだろうに、自然の力は偉大だと感じた。

厳美渓に戻って、団子を頂く。
もちっとした食感が忘れられない。
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2012年08月02日

平泉〜仙台そして被災地@厳美渓(8月1日)

5泊6日の長旅。少しわくわくした。
透析と透析の間を掻い潜って、少し週明けの透析をずらしたりして、
今までは3泊4日がやっとだった。
旅行先で透析をすることは、不安もあるけれど、ゆったり旅ができるのはありがたい。

IMG_1862.JPGこの旅行の間に、新車の6カ月点検を依頼してあり、透析後ディーラーに車を預けた。
タクシーで赤羽に向かっているときに、営業から電話が入る。
何事かと思ったら、何と車のカギを持って来てしまっていた。
ということで引き換えし、アタフタとしたが、
予約をしていた新幹線に何とか飛び乗ることができた。
旅は、いつの時も駅弁で始まる。最近の駅弁はなかなか美味しい。
一気に旅気分を味わう。

IMG_1893.JPG一関に到着して、夕暮れが近づいているので、タクシーを拾った。
時間があれば、のんびりバスで向かうのも風情があるが、夕飯前に散策をしたかった。
運転手さんに「いつくし園をお願いします」と伝えると、
「お客さんはどちらからですか?いい宿を見つけましたね」と言われる。
その一言で、旅の気分がぐっと上がる。
それでも道中は、震災の話になる。
聞いていいものかどうかを、少し迷うのだが、つい聞いてしまう。
それが良いことなのか、そうでないのかはわからない。

IMG_1869.JPG部屋に案内されて、部屋からの景色を眺めたら、すぐに河原に行きたくなった。
厳美渓のすぐ脇にある宿である。
実は高校の修学旅行が、奥の細道を巡る旅。
その年から全校一斉ではなくなり、クラスごとに決めた。
意見は、北海道と東北に二分されたが、俳人でもあった担任に敬意を表した形となる。
あれから17年も経っている。
気持ちは懐かしいのだが、その時の記憶があまりない。
空飛ぶ団子は、売り切れていた。
新緑の中にいると、身も心も安らぐ。
少し歩いて吊り橋を渡った。相方はとても怖々。
後で振り返れば、楽しい思い出の一つである。

帰り道、緑の絨毯の前で、写真を撮りたくなった。IMG_1887.JPG
田舎っていいなぁ。
夕飯を食べて、温泉に浸かって、疲れを取った。
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2012年01月12日

京都へドライブ

1月7日、僕は無謀な計画を思い立つ。
京都までの車での往復。実はもう少し楽だと思っていた。
数年前まで、プロのドライバーとして1日300kmくらいは走っていたからである。
夜8時半に東京を立って、結局着いたのは明け方になった。
一瞬ではあったが、当初の目的を果たした時、疲れを思い出す。
温かいものが食べたくなったり、湯船に浸かって体を温めたくなる。
京都の駅前に見つけた昔ながらの喫茶店でトーストとゆで卵を頂く。
車の中で時間を潰して、京都タワー地下のお風呂に入る。
少しでいいから横になりたかったので、四条河原町にサウナを見つけ向かった。
「今清掃中で、お風呂が12時からになります。休憩室は入れますが…」と店員。
仮眠ベッドに横になった瞬間に、深い眠りに入ってしまった。

IMG_0915.JPG昼過ぎに相方に起こされて、お昼のお店を探す。
先斗町あたりは、値が張る。安いランチのお店を見つけた。
選んだものが、僕の口には合わなく、食欲を失った。
少し値が張っても京料理にすれば良かったと、後で後悔。
結局京都では四条河原町をぶらぶらと歩いただけ。お土産すら買わなかった。
それでも京都気分を満喫。やはりその土地が持っている空気感が違う。
それにしても京都は寒い。もっとのんびり楽しみたかったが、
後ろ髪をひかれる思いのまま、帰宅の途に就いた。
IMG_0929.JPG暫く走るとバックミラーに夕焼けが映る。
パーキングに止めて、暮れゆく琵琶湖を眺めた。
四日市の辺りで、大きな遊園地が見えてきた。何だろうと言いながら、通り過ぎていく。
更に走っていると、暗くなりかけた空にぽっかりと大きな観覧車が浮かんでいた。
刈谷ハイウェイオアシスだった。
最近SAが変貌を遂げている。東京近郊では海老名が有名だが、
刈谷は圧倒的な個性を放っている。またまた子供心に火が付く。
観覧車に乗るのはいつ以来だろうか。Y150博の頃、横浜が最後か…。

IMG_0936.JPGIMG_0955.JPGIMG_0958.JPG

「遠出をしたのだから、温泉くらいは入りたいよね」なんて道中話していたが、
「かきつばた」という温泉施設があり、願いが叶った。
少し疲れを癒すつもりが、何だかこれから帰るのが嫌になってしまった。
レストランに入ったが、食欲が落ちたままで、美味しかったのに、あまり食べられなかった。

片道500km、往復で1000kmは想像以上に過酷。
それも足掛け2日、ほぼ日帰りのような感覚なので、なおさらである。
後半は運転の持続力を失ってしまって、とにかく眠くて、眠くて…。
PAが目に入ると必ず立ち寄らなければいけないほど、疲れ果てた。

何とか無事に着けて良かった。
家に戻った時は、一種の興奮状態で、眠れないと感じ、お風呂を沸かしたが、
そのまま深い眠りに落ちてしまう。
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